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09.03.21>> 「archives」はじめました 

昨年の夏から始めたトップページの画像が増えたので、archives≠ニしてまとめ、一つのコンテンツにしました。

■archives(http://www.kayamameat.com/scene/01/archives.htm) が、トップページとなり、サムネイルのクリックで それぞれのページにジャンプします。

■各ページ右上のarchives≠フクリックで、トップページへ戻ります。

■各画像 右上の >> をクリックすると次のページへ移動し、画像左上の << マークをクリックすることで 直前に表示されていたページに戻ります(ブラウザの戻るボタンと同じ働きです)。

■最終ページは常に最初のページ (001/top.htm) に、リンクしており、ループ状の構成になっています。

■全く操作をしない場合も、約15秒後に 次ページへジャンプするよう設定されています。 これによって、無限ループ表示を続ける 大変お節介なスライドショーとして機能します。 気に入らない同僚のPCに、こっそりスクリーンセーバーとして設定しておくなどして ご活用いただけましたら幸いです。

 


08.07.27>>  

これまで2つに振り分けていたサーバーを
一本化する工事のため
来月 8月1日より、一部表示に不都合が出ると思われます。

ご覧いただいている方のネット環境のせいではなく
当サイトの不手際ですので、どうかご安心下さい。

また、これまで地味 〜〜を貫いてまいりました
トップページ (トビラページ) を
「営業してます〜」 (とりあえず生きてます〜)
な、感じに変更予定です。

では、今後ともよろしくお願いいたします。

 


08.07.20>> 

ごぶさたしております。

かなりキツイ暮らしですが、なんとか かんとかやっております。

とり急ぎ、更新の無いことや
ドメイン切れで閲覧不可になっていた件などに
親身になってお便りを下さった皆様に感謝します。

ありがとうございました。

 


07.10.19>> 東京の亀

大阪から帰ると、そりゃもう世の中亀田一家の話題で盛り上がっているわけで、早速・・・・・

「亀田って大阪(出身)なんでしょ?」

と、家族に聞かれて、固まった・・・。
え?そうだっけ?・・・しばらく考えて思い出した。そうそう、アノ一家は何処かから東京に出てきて、末弟だかを学校に通わせていないとかって事が問題になって、週刊誌に取り上げられていたのを読んだ憶えがあった。

直後、手近の雑誌を見てまた固まった。西成出身、しかも天下茶屋に住んでいたと書いてある。西成は昨日まで寝泊りしていた場所で、天下茶屋は連日ふらふらと路地裏を徘徊して写真を撮っていた場所なのだ。
今、このテキストを書きながらスキャンしている画像も、半分ほどは天下茶屋のもの・・・。そんなところへ・・・

「大阪ってあんな人多いの?」

いないって!(笑)、余計なお世話ながら大阪の名誉のために書けば、 朝から夜まで歩き廻ってヤンキーがふらふら遊んでる姿はほとんど見なかったし、むしろあのテの連中は、地元横須賀や東京あたりのほうがよほど多い。

この一家は大阪にいるころから、もちろん普通ではない存在だったろうと思う。が、今、取り上げられている問題や、TVで私たちが見えているものすべては、東京発信のメディアや、東京での金を巡る利権など、東京の“悪”がこの親子という穴から噴き出している、つまり大阪とは何の関係もない現象なのではないか、という気がしてならない。

 


07.10.17>> 「コンクリート」建築遺産写真展 終了いたしました  

10月6日から14日まで開催された「コンクリート」展は
おかげさまで、好評のうち無事終了いたしました。

大阪から、また大変遠く他府県から
足を運んでくださった皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

会期中お世話になった
関係者の皆様もありがとうございました。

また、いつの日か、どこかでお目にかかれる日を楽しみにしています。


嘉山 貴洋


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


※「コンクリート」展で使用した沢田マンションの展示は
一部、ジュンク堂池袋本店7Fカウンター前にて
[集まって住むということ〜沢田マンションの魅力〜]と、題して
10月20ごろから11月の5日まで、展示予定です。
ご来店いただけましたら幸いです。

また、沢田マンションの書籍
「沢田マンション超一級資料」も好評発売中です。
こちらも、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 


>> 「コンクリート」建築遺産写真展のお知らせ 

「コンクリート」建築遺産写真展
http://www.slash-design.com/concrete


10月6日より大阪市阿倍野区 ギャラリーマゴットにて開催される、写真展「コンクリート」に参加いたします。
ご案内のカードを用意していますので、ご希望の方はメールに住所とお名前をご記入の上、お気軽にご請求ください。
また、上記 「コンクリート」 ウェブ・サイトにも是非お越しください。

(ご請求の場合、メール本文は住所とお名前だけで結構ですが、迷惑メール対策のため、タイトルは変更せずに送信をお願いいたします。)

※メールのタイトルが文字化けするとのご指摘をいただきました。申し訳ありませんが、タイトルか本文中に、“嘉山へ”や“かやまミートへ”など、名前の単語を使っていただけると助かります。よろしくお願いいたします。


07.06.
18>> 休暇届け

もうしわけありませんが
仕事のほうが ちと忙しくなってしまいまして
しばらくの間お休みさせていただきます。

(え?もともと更新してなかっただろって?
は、 はい、ごもっともです(^^;)

どうか無駄足をふまれませんよう。

では、おやすみなさい・・・Z Z Z Z Z Z Z Z z・・・・

 

*


07.05.28 >> デジタルインフラレッドふたたび。 


▲EOS D30 SIGMA10-20mm

今朝、野比の丘の上から海を臨む。
EF17-40を手放してから、広角のなかったEFレンズにSIGMA10-20が加わり、デジタルインフラレッド撮影ができるかどうかが気になるところだったが、どうやらEOSとの相性も良いようでホっと一息。 ただ、ギョッとするような赤外効果のある写真は未だに撮れていない。

*


07.05.22>> フツーの人に潜む変態 .5 

今後、このシリーズは復讐を終えたレクター青年が、その役に立たない才能を持て余し、いかにダークサイドに転落していくか?といったスターウォーズ (見てないので噂をもとに書いてます) みたいな展開 に発展ゆくのだろうけど(希望をこめて)、その道程で・・・

「レクターの人肉食べ放題漫遊の旅の途中立ち寄った片田舎の町で警官の奥さんと不倫、生まれた子供を警官は自分の娘と信じ込んで育て、やがて学業優秀に育った子供はFBIへと入局。バファロービル事件解決のために突如自分の前に姿をあらわした実の娘。レクターの中にはじめて人間らしい愛が芽生えるも皮肉なことに全面対決へ・・・娘は瀕死の状態に陥りながらも父親ハンニバルに手錠を掛けることに成功する、が、父は己が腕を叩き切る事で逃亡に成功するのだった・・・」

なんて、「マディソン郡」のような「スターウォーズ」 みたなありがちなハナシになったら大爆笑だけど、あまりに恥ずかしいからボツ。だけど、ハンニバルの老後は是非描ききってほしい。呆けた殺人鬼というキャラクターは考えただけでも恐ろしいし、
長い映画史の中でも一度も登場したことの無い類いまれなるその人物は後々まで人々の心の中にイヤな思い出として残るであろう。  おわり (お付き合いいただいた皆様、おめでとうございます)


07.05.21
>> フツーの人に潜む変態 .4 

変態猟奇が流行る以前のグロ映像はスプラッタ映画が担い、それより以前はドキュメンタリーの形式で劇場で提供されていた。映画館へ行けば「へー、こんな変な映画見にくるやつって結構いるのなー」(←おのれじゃ)と思えるほど人々は足をはこんでいた。 が、これからは、グロや死体に興味のある人なんかこの世にいないんじゃ?と、思うほど“悪趣味”は興味の無い人の目の前から姿を消して、忘れられていく。 そして肉屋ですら身の毛がよだつような悪趣味は、TVのニュースで、しかも現実の事件として私たちの目の前に突然現れてくるのでは?とソーゾーするのであった。

さて、ハナシは戻って (あ、コレ、ハンニバルライジングという映画の感想文なんです。自分でも忘れてました) 初見のこのレクター役の俳優、やたら男前でデビュー時のキアヌ・リーブスに似てるなぁと思いながら見ていたが、十年後にはウィリアム・デフォーのような仕事しか来・・・ウィリアム・デフォーのような私好みの個性派役者さんになってくれそうで楽しみだ。つづ・・・かせてください


07.05.18
>> フツーの人に潜む変態 .3 

・・・と、ここまで書いてハタと思ったんだけど、実はそんなブームはとっくに終了してたのかもしれない・・・(笑)。(なにしろ この映画にしたところで、劇場に着くまでポスターを始め一切の映像を見たことが無いくらい世事に疎い人間だものなぁー。)
一つにはこのシリーズが続く十数年の間にはインターネットの普及で、変態グロ媒体の劇的変化があった。 殺人が見たい人には自宅でホンモノの殺人や死体が見られるようになった。 ネット以前は人の撲殺映像を収録したビデオが流通されているらしい・・・なんて噂が流れると、その内容の真偽のほどが有名週刊誌で大真面目な記事になったりしていたが。
AVレンタルの発達で、TVドラマの劇中にエッチシーンやおっぱいポロりシーンを挿入する必要がなくなったように(そして劇場映画でもスケベシーン入りを売りにするものは少なくなったと思う)、ネットやゲーム媒体の浸透で、見たい人には、ひっそり見ることができる時代が来たのかもなー・・・とも思えたのであった。 つづく・・・(え?)


07.05.16
>> フツーの人に潜む変態 .2 

これまで変態系サスペンスのエポックであった「サイコ」やそれ以降の作品などに比べ圧倒的に緻密でリアルな変態&死体描写によって、大ヒット。内容はといえば・・・
「なんの罪も無い女の子達の皮を剥いでナメシて縫いあわせてドレスを作って自分で着ちゃおー! とか信じられないことを実行している大バカ野郎を逮捕するために、FBIが、これまた罪の無い人間を何人もブチ殺したり食べたり、そりゃもうやりたい放題の変態医者の変態力を借りる・・・そして生まれたFBI捜査官と変態医者との真の友情。」
・・・という、とんでもない話。これにアカデミー賞も作品賞をあげちゃう暴挙に走ったもんだから権威の後押しもあって、この無茶苦茶な性癖を持った人たちのハナシは急激にメジャーになった。

言ってみれば、この映画(原作)の登場は人殺しドラマにおける“変態猟奇殺人”の夜明け、または変態ビッグバンといってもいいだろう(いいの?)。 また、この映画のプロファイリングという心理捜査の切り口と、これとは別に死体から犯人や犯行を推測する「女検死官シリーズ」(あ、沢口靖子のじゃなく) のヒットによって潜在的な死体好きな人々を巻き込んで、ニッポンでも変態の人殺しをもっと見せろ〜♪というムーブメントに突入し、これまでカルトな方々の聖域が一般化、フツーの人もかなりグロイ世界をフツーにエンジョイする時代が来た。・・・ そして、そんな変態レースのトップランナーだったこのシリーズが、あっさりこの路線から離れたことで、もうこのテのブームは終わるのかなぁと思わされたのであった。 つづく・・・(!)



07.05.15
>> フツーの人に潜む変態 .1

予備知識無く映画ハンニバルライジングを観てきた。 
コレまでのこのシリーズにありがちな、登場人物の多さと、その関係の複雑さ、それと特異な各キャラクターの設定などから、いきなり観て楽しめるんだろうか?と、ちっと不安に思いながら観たのだけど、もーそんな心配全然いらないストレートな復讐劇 (なにしろプロローグをのぞけば殺されるのは悪い奴ばかりとゆー、ある意味掟破りな展開なのです) で、“成敗”といった要素も入っていることから、古いところでは孤独な復讐物「マッドマックス」や「処刑教室」、今だと「必殺仕事人※」のような痛快さがあり、安心して楽しめた。(※えー、私、必殺仕事人って見たこと無いんで、想像で書いてます)

いや人殺しの話を安心して見るってどーなの?と、我ながら思うんだけど、もー すでにみんな人殺しが大好きで大好きで、TVなんかも夜9時にもなれば毎日人殺しのドラマが始り、人殺しを見ながら夕飯を楽しむ家庭も多いだろーし、すでに人殺しが無いとドラマも映画も成立しないんじゃないの?ってくらいに人殺しは生活に定着したものになって久しい。 そんな人殺し大好きっ子の前に不意打ちのごとく突如現れた映画が、そう・・・世が世ならきっと「ヒツチン」と略されたであろう「羊たちの沈黙」だった。

(3行くらいで終わらせるつもりが長くなったので、この先は明日以降に続きます。)

奇しくも今、この文を書いている背景では、会津若松の少年が母親を断首して警察に持ち込んだという報道がバンバンTVから流されている。 で、こういった事件がおきるたびに報道しているアナウンサーやコメンテーターの方々、思いっきり眉をヒン曲げて困惑の表情で世を憂いているが、なんかどこかウキウキというかソワソワというかイキイキというか、そこはかとなく喜びに近いような感情が透けているように感じるのは私が捻くれているからだろうか。


07.05.13
>> カウンター故障につき・・・

「カウンターが故障したので、いっそ 取っぱらってスッキリしたトップページにしようじゃないの!作戦」 を決行したところ、古い地層から日記みたいなものが出てきてビックリ。そう去年は気まぐれにヘンな文章書いてたんだったなぁ・・・

というわけで、昨年9月以来の更新。いや、もう更新といった言葉では括れない状態で、それは言ってみれば何時来るとも知れない“不慮の事故”といった不確定なスパンに近い気がする。

さて、最近のこと・・・

・ライトルーム買った。

・デジタル赤外線撮影欲 再燃。

・シグマ10-20mm購入。

・松本コウシ氏の 「眠らない風景」(もしかしたら直筆サイン入り?)
 を、600円で購入。(←これ、もはや事件ですな)

・・・カメラ関係は一通り買い終わり、もーもはや何も要らんだろー!と、思ってたけど何だかんだと結構買っている。

あ!いや、買ってばかりではないんだ皆の衆(推定4名)!沢田マンションの次女孝子さんのご主人守也さんにEOS700をもらってしまった。
・・・これでEOSボディーは全部で6台。その昔、一眼レフを6台も持ってるなんてヤツが世の中に存在するとは思っていなかった。 世が世なら、一眼レフ6台持ちってヒーローだよ。

さて、今、ざっと一台あたりの平均購入価格を出してみたところ19283円だった。 こ、これは安いんじゃーないでしょうか?! いやーよくやった>自分! 自分を褒めてあげたい!ご褒美にカメラの一つも買ってやったところで、決してバチは当たりますまい!

*


06.09.06
>> すごい出産

配達中、紀子様ご出産のニュースをラジオで聞いた。店にはTVもラジオも無いので、店に帰ってパートさんのT田さんに 「男の子が生まれたそうですよ」 と、報告すると

          「すごぉーーい♪」

という返事が、満面の笑みで返ってきた。え?すごい?な、何が?男が生まれたことが?またしても女が生まれたほうが確率的に全然凄いじゃん?などと一瞬考えてしまったが、マテマテ、このおめでたい話題でうっかり「何が凄いんですか?」などと喋れば、また変人に思われてしまうのだ。一秒ほど考えて私の出した答えは

        「ええ、本当に凄いですよね」

という、まったく意味不明な ある意味すごい変な返事であった。 こんな調子じゃ「戦争なんて絶対行きたくない」なんてとても言えたもんじゃなかったろうなぁ、と、当時に思いをめぐらす戦後61年 秋の出来事だったのでございます。


さて、数時間後、客と 「もし産み分けやってたらすごいよね〜(ニヤリ)」 と会話しているT田さんの姿を見るにつけ、女って何考えてるか解んね〜!と思いしらされる私でございました。

「あなた!立派にお国のために戦ってきてください!私は何時までもあなたの帰りを待っています!」 なんて言っておきながら、ダンナが行方不明なのをいいことに、戦後はさっさと隣村のイケメン復員兵とぞっこんラブで入籍しちゃうような、何考えてるか解んない女もいたことだろうと、またしても61年前に思いをめぐらす私めだったったのでございます。



06.08.01
>>

今朝、起き出してTVにちらりと目をやると、佐藤ゆかり議員こと ゆかりタンという人が出演していた。 喋っている姿を初めて見る。 たしかこの人、スケベな事を書いた膨大な数の電子メールを不倫相手に送ったことがスッパ抜かれて、赤っ恥をさらしたはず・・・そんな憶えがあるが、番組の中では特に赤っ恥入るふうもなく、なにやら熱心に語っていた。

顔を洗いながら、しかしあれだなぁ、あんなにエッチな内容を公開された人をコメンテーターに迎えたりすると番組的にちょっとアレなんではないのかなぁ、と考えながらTVのそばに戻ると、韓国のセックス教団問題が今日のお題のようであった。

とても自然に納得することができた。



   [ デジタル・インフラレッド できたかもーっ ]

SAKSAK_MABOULさんに教えられた、フジフィルムのフィルター“SC-72”が今日到着。梱包をバリバリ破って中身を見ると、もう使ってみたくてしょうがない状態の自分。 あぁ忙しいのに・・・なぜか付属の型紙に穴を空けている自分。 仕事溜りまくってるのに・・・レンズ前にテープで型紙簡易フィルターを貼り付けている自分。 「悪ぃ!30分抜けさせて!」 とパートさんにお願いして試写してみたところ・・・


▲EOS D30  ISO400 ・ F1.8 ・ 1/3秒


▲EOS D30  ISO400 ・ F1.8 ・ 1/1500秒

できてるかもーーーッ!!!(?)
キャノンはD60から赤外線カットフィルターを内蔵させたというWEB上の情報に、すこーし期待していたのだけど(私はD30使っているため)期待は裏切られていない! (かも)。
当分、なんとか時間を作ってこの世界にのめり込んでゆきたい私です。



06.07.26
>> 梅雨明けのころ

「年とるとねぇ、何でもないところで転んだりするのよ・・・」

店先で品のよい年配のご婦人が言う。
ただ一人だけの店員の私に話しているのか、あるいは独りごちているのか表情から伺うことはできない。 梅雨の合間の強烈な夏の日差しが表の通りのアスファルトを熱く白く焼き、その照り返しに 影絵のようになった婦人の口許だけが動くのを横目に見ながら、私も曖昧な返事を返し、聞くとはなしに聞いているのだった。

「このあいだはね、自分の家の中で転んでねぇ・・・、ここを脱臼してしまったのよ。」

彼女はそう言うと右の肩を切なそうに擦り、丸く小さくなって見せた。

「何にもない平らなところなのよ、でもその何にもないところで足がもつれて、肩からばったり倒れてしまったの。もう痛くて痛くてねぇ、思わず目から鼻血が飛び出しちゃたのよ・・・」


め、目から鼻血ぃーーーッ?!?!?!?!

瞬間、苦悶の表情で肩を押さえ、目から鮮血を噴き出しながら悶絶する婦人の姿を想像し、一人 戦慄を覚える私だったが、よーくよーく考えてみると話の展開から察するに、“鼻血”と思ったのは、 「目から“花火”が飛び出しちゃたのよ・・・」 と、彼女が言ったのを、私が聞き間違えたのだろうと想像できた。

・・・え?目から花火?? 次の瞬間!凄まじい閃光と火薬の臭う白煙をもうもうと上げて、どーん!どーん !と轟音とともに両目から花火の火柱を四方八方に打ち出しては転げまわるご婦人を脳裏に浮かべたのは、ほんの十日ばかり前、町内の打ち上げ花火大会が行われた時の記憶がまだ鮮烈に残っていたからなのかもしれない。

しかし、一般的には“目から”と、きたら、“火花が出る”と、つながるのではないだろうか・・・。

そう気づいたときには もう人影はなく、通りのアスファルトがじりじりと焼かれ白く光るだけだった。

(つーか、とっとと気づけよ。)

 


06.06.27 >> 12億の

年収12億の人の娘が誘拐されたんだってよ」 と、いう声で 朝 起こされて、TVを覗き込むと 年収12億円のご本人と、年収12億円の人の娘が、地方のスナックのチーママと新人さんの休日といった出で立ちで、(おそらくノーギャラ)出演しているのだった。

年収12億をいったいどのように使っているのかと寝ぼけた頭を悩ませていたら、乗りもしないフェラーリを買うとか、3億の家をキャッシュで購入とか早速嫉妬深いマスコミはガンガン調べ上げ情報を流しまくる・・・と思ったら、情報源は年収12億の人ご本人のようだ。

“一度着た服は二度と着ない” という、金持ちなのか、貧乏人が金持ちになったらやってみたいことを実践しているだけなのかよく解らない暮らしをしているそうで、正直、羨ましいのか羨ましくないのか、私自身よく解らない暮らしをしている人なんだナァと、思いつつ仕事。

一度フィルムを通したライカは 二度と使わない
一度記録したハードディスクは 二度と使わない

・・・ああぁ・・・こんなことしか思い浮かばない貧乏人には12億円を使い切るには12億年かかるなぁと己が貧乏性を嘆きつつ仕事。 

 


06.06.13>>
   

昼前、身なりの良い二人連れの男が、市役所のものですが と名のりながら店に入ってきて こう言った。

『北風さんいらっしゃいますか?』

はあ?・・・北風さん?

「あ、ああ、北風さんね、北風さんは太陽さんがやってきたので山の向こうの寒い国に帰ったところですよ」・・・などと気の利いたことの言えるわけも無く、 「うちは嘉山ですよ、北風さんねぇ・・・この辺じゃ聞かない名前ですねぇ・・・」と、内心この辺どころか地球規模で聞かない名前じゃないかなぁ などと思いながら当り障り無く答えると、そうですか・・・と、不思議そうな顔で帰ったが、私とパートさんのT田さん(職業:乙女)の顔も十分不思議そうであったと思われる。

北風さんを追う二人の紳士。
一瞬のメルヘンin久里浜7丁目。


 


06.06.11>> EV

    

M山さんは少し年上の友人で、晩年の数年間は日本人の行きたがらない地域へ日本企業に請われて出向き、設計の仕事をしていた。日本に帰ると、よく私たちに 彼の国のとんでもない土産話を聞かせてくれたものだった。

その話は、当時の私たちには信じられないような事ばかりで 「M山さん、それハナシ作ってるでしょ〜?!信じらんねーよ!ウソに決まってんじゃん!!」 などと言いながら 大笑いしたものだが、その直後に彼の話と同様の惨事が起き、遠い日本でもニュースとして報道されたり、また世相など数年後には日本でも同じ風潮になったりすることがあり、その都度ちょっと神妙な気分になったりしていた。

中国の経済特区シェンチェン(しんせん)に近い地方都市で、旧フィルムメーカーの仕事をしていた時期、一時帰国した彼にどんな所なのか聞いたところ

「町は見た目には日本と変わんねーよ。 結構デカいビルなんか ばんばん建ってんしよ。 けど中身とか造りがメチャクチャいい加減だよ、ハリボテ。 エレベーターなんか誰も乗んねーぞ。 みんな9階でも10階でも歩いて上がんだよ。 何でって、オメ 閉じ込められたら大変じゃん。泣いたって叫んだってエレベーターんトコなんか誰も来ないからよ死んじゃうんだよ。 え?オメ!バカ!マジだよ!嘘じゃねーよ。たまーに修理の奴らが中開けんと餓死した社員が出てきたりすんだよ。」

話題のシンドラー社のエレベーターの販路の多くは中国で、巨大なシェアを持っているというニュースを今朝見ていて、ふとM山さんのこんな話を思い出した。

コラムニストの“えのきどいちろう”は著作の中で 「エレベーターも乗り物であるのだから乗り心地を語られてもいいはずだ」 と書いているが、確かに乗り物だ、安全を語られてもいい。

今回の事故で、自分の勤め先や自宅マンションのエレベーターが何処のメーカーの製造であるか正確に答えられる日本人の数は前回調査時の250倍になったという。(最後だけウソです)


   

ニューギニア土産にM山さんからもらったコテカ(部分)。「着けて見せろ」と言われたが、尻のサイズがまったく合わなかった。(フロント部分は充分です


 


06.06.09>> ニュータッチ 懐かしのこんがり味付け麺しょうゆラーメン

ただいま9日、午前4時50分。
窓の外は肉眼でも色温度狂いまくりで真っ青に見える。
カラスがぐえーぐえーと鳴き、スズメもちゅんちゅん騒いでいる。
午前1時30分ごろから
食べるべきか食べざるべきか悩み続けていた
「ニュータッチ 懐かしのこんがり味付け麺しょうゆラーメン
結局食べてしまったところである。
このラーメン“懐かし”なのは当たり前で
30年くらい前からある、ニュータッチヌードル<しょうゆ味>と
全く同じ中身だ。

■午後3時追記
上の文章、泥酔していたときに書いて 中途半端にアップした後そのまま寝てしまったようで、自分でも何を言いたいのか解らない意味不明で不気味な内容になっている。 あーー酔っ払いってヤダヤダ!しかもその酔っ払いが他ならぬ自分自身であるという自分に潜む恐怖。

■午後11時追記
こんがりラーメンを食べたとか食べないとか変な事を書いたのは10階にある部屋でなのだけれど、目の前の窓の外を、突然トンビが横切ったり降下してきたりすることがよくある。 不思議なもので、地上から見上げるときには思いもしないことなのだが、超高所で“スイ〜〜”と飛んでいる鳥を真横から見たりすると 「こんな高いトコ飛んだらアブねーじゃん!!」 などと、飛ぶのが仕事とも言える鳥を、妙に危なっかしく感じたりするのだ。「落ちたらどーすんだ!もっと低いトコ飛びなさい」 と、鳥に説教の一つもしてやりたくなるときがあるのは、自分が人間界で説教されてばかりいる存在だからに他ならない。      






06.06.05>> スギ様

先週末、仕事に行く前にTVをちらりちらりと見ていると、イタリアのスギ氏とかいう画家の絵を盗作したというか、盗作しまくりに しまくりあげた上に、事実無根としらばっくれた日本人画家が話題になっていたが、あれだけ同じ物を並べ立てられて、いったいどんな言い訳をしたのか気になって仕方が無い。 ムリだろ・・・ムリに決まってる。正気で反論したらもうそれはすでに正気でないといえる・・・。じゃあ狂気で反論したのか・・・?ちらりと画面で見た和田氏は戸塚ヨットスクールの人の目に似ていたような気がする・・・ ああ見たかった・・・。
いっそのこと全国ネットの中継中に 『私が本物のスギだっ!!』 と、怒鳴りまくって一発逆転を狙うもあっけなく病院送致になってしまうなんてドンデン返しがあったら笑えたんだろうけど。

芸術選奨というものがスゴイのかスゴクないのかよく解らないけど、選考する人はその道のプロだろうし、そのプロがスギ氏の絵を知らなかったためにこんなことになったんだろうと想像できる。つーことはスギ氏って人はそれ程売れてる画家じゃないんだろう。 その絵をまんまパクって芸術選奨というのに選ばれるということは、日本の西洋美術界は頂点でさえスギ氏レベル以下ってことになるわけで、そのスギ氏は芸術選奨の委員にも知られていないような絵を描いているわけで・・・。

 


06.06.04>> CONTAX G-1

   
                            CONTAX G1 Sonnar90mmf2.8

“G1”の文字を見ていてふと思ったのだが、 これは“銀一” の略のようではないか! 銀一といえば、銀一 とかいう有名な機材専門店のようでかっこいいではないか!しかも、銀に輝くボディーはまさに銀一の名のために作られたようではないか!よし、おまえは今日から銀一だ。よろしく銀一。

って、まてまて。 ってことはG2は“銀次”か? くわっ
っ!!! 銀次は次に生まれたときに付けてもらいたい名前第1位っつーくらい気に入った名前。伊藤銀次や本宮漫画のキャラのようで無敵なカッコよさげな名前である。 むー・・・G2欲しくなっちゃうではないか。

つーわけで“銀一”はナシで。 普通に“G1”で。

 

   

▲ポンチ・オレとプリントされた面にピントを合わせたつもりだが、実際に合焦したのは箱の後ろあたりのようだ。しかし、MF一眼でピントを外しまくった自分フォーカスよりは精度が高い。


 


06.05.27>> CONTAX G-1

         
                              SONY Cyber-shot U40
コンタックスがやってきた。
ミラーアップ(ダウンも含め) しないカメラが欲しくて、何かよいカメラはないかと探していたが、tommyさんカマウチヒデキ氏のライカを触らせてもらってからというもの、かなりレンジファインダーに心動かされていた。

現実問題ライカは候補に上げられない・・・。 と、なるとべッサである。オークションの様子を観察するとべッサLなどは8000円くらいで落札されているではないの!んでも、カマウチ氏が 「L、壊れますよー ボクなんか2回修理出してますよー」と、ほんの小声で教えてくれて、それではべッサTかッ!となり Bluesさんに伺うと 「え?べッサT?なんで最近使わないって?んー・・ちょっとめんどくさいんだよねー、あはは・・・」。 Tはどうやら距離計が独立しているために、いささか気軽にサクサク撮るには不向きなカメラのようだ。・・・と、ここからが長かった。

残るはR・R2・R2A・R3Aとなるが、「R買うなら、いっそR2のほうが作りが良さそうだし・・・いやいや、フォーカスも露出もマニュアルはオレに使いこなせないよなー・・・んじゃこの際だからR2Aで決まり!いや、まてまてR2AってRが3台買える値段じゃん、それにベッサ買うんなら黒以外の色を選びたい。と、なるとR2のオリーブカラーなんか人に警戒感持たせない感じでいいよな、あ、でもプレミア価格でかなり高いし! Lが5台も買える値段だし!やっぱ Lにしとこうかな・・・(以下繰り返し×100)」

そんなある日、何気なく調べると、高いと信じ込んでいたG-2の価格が、驚くほどこなれている事を知った。そしてG-1の価格はさらに驚きのプライスで取引されている!。プラナー45mm付きで3万+ちょい ではないの!
コンタックスG-2は、Tomさんoguhiroさんら、確かなウデの方が好んで使っている機種。 G-1だって、そう悪いカメラじゃあるまい。 ごめんベッサ。安さには勝てないよ、入札ボタンポチリッってわけでウチにきた初コンタックス。


一日1〜2本のペースで試しているけど、かなりとゆーか激良しと言わねばなりますまい。


 


06.05.27>>タモリ倶楽部

   

谷野の知り合い、中野正貴さんがタモリ倶楽部に出るということで、ご本人から谷野へ連絡をもらったりしたものだから、久々に気合入れまくってTV(PC)の前でスタンバイ。 番組が始まると しおさんから 「中野さんがTVに出てるぞー!」 と電話が入る。 久々に話すものだから、つい話し込んでしまい、携帯を切ってTVを振り返ると番組は終わっていた。

 


06.05.26>>

   

ああぁ、とうとう来てしまった・・・数ヶ月前からあちこちの掲示板に現れる、海外からの“意味不明なリンク集書き込みヤロー共”が うちのBBSにも・・・。 毎日毎日削除しているだけでも大仕事です。そんなわけで、セキュリティーのしっかりしてい(そうな)るレンタルBBSへ移行します。あまり賑わっている掲示板ではありませんでしたが、いただいた書き込みは自分自身の大切なログでしたので、またカタチを変えて再アップしたいと思っています。 


・・・・と、思ってたら新BBS、サーバーエラーが出て書き込みができないようです。ついてない・・・ 26日PM11:00.


 

 

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04/02/22

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 08>>

*大昔のゲストブック発見!(笑)

 


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*悲しいことだが、もう私が生きている間に「シベリア超特急」を超える作品が生まれることは無いだろう。しかし、シベに迫る作品と出会える可能性が無いとはいえない。我々はそんな関心を持って「大日本人」に注目しなければならない。

*セクシーボイス・アント・゙ロボのCF 「家族全員バラバラになっちゃうなんてヤダ」って女の子のセリフに、「家族全員バラバラ死体」を連想して戦慄してるオレがヤダ

*「赤ちゃんポスト」・・・たぶんだけど、当の病院側はそんな呼び方してないんじゃ? 「赤ちゃんポスト」って呼び方を止めないマスコミに小さな悪意を感じる。

*コンビニの空き缶のゴミ入れにビニール傘をムリクリ捨ててる人とかいる。・・・「赤ちゃんポスト」に、おばーちゃんとかムリクリいれてっちゃう人とか出現したりして?と、思ったら3歳の子をポスティングされたらしい。微妙なセンを突いてきた。次は胎児か?自分か?

*「赤ちゃんポスト」のマークが遠目に目玉の飛び出した子供に見える。 そんなオレは どおくまんプロで育った。チョンガチョンガ♪クェッ クェッ♪

*そういえばオレ達って、手塚治虫がNO.1だったこと知らない最初の世代なんだろうと思う。

*「おさむ」って打ったらちゃんと「治虫」って変換された。 「おさむし」って打ったら「治虫氏」って変換された。

*手塚治虫って永井豪のことキライだったと思う。

*手塚治虫って赤塚不二夫のこと あんまり好きじゃなかったと思う。でも「同じexcietブログの仲間だしー・・・」みたいな意識はきっとあったと思う。

*小倉智昭を見ていて思うことは、小倉智昭が毎日苦言を呈して軽蔑している国会議員に、カツラを被っていそうな人があまり見受けられないって現実なんだよね。

 

 

 

 

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